OGMはグリーンマップ・システムのオープングリーンマップ（Open Green Map）の頭文字で、社会的な地図作りの基盤プラットフォームになっています。OGMは書き込み可能な基盤プラットフォームであり、世界中の地元のグリーンマップ制作者によって創られている多くの地図のひとつひとつの地図づくりに利用されるものです。常に更新されているので、新しい特徴新機能やフォーマットをトップメニューの"In Progress"で確認してください。
オープングリーンマップは持続可能性に関わる場所、道路、資源や手段を示すインタラクティブなオンラインマップで、誰でも参加できるように公開されています。オープンソースによる技術の共有やグーグルマップの技術、地域住民の情報、そしてアップデートされた新鮮なアイコンが組み合わされて作成されたオープン・グリーンマップとデータベースは、このウェブサイトから、あるいは携帯電話、 ウィジェット あるいはオフラインのドキュメントでも楽しめます。一般ユーザーからのコメント、投稿されたグリーンサイトの評価、マルチメディアでの投稿、環境評価などを自由に書き込める場所が公開されているので、誰でも参加することが可能です。
オープングリーンマップでは、グリーンマップ・アイコンで表示された持続可能な事業や活動にかかわる緑の場所（=グリーンサイト）を表わしています。170種類のアイコンは持続可能な生活、自然、文化と社会にかかわる多くの場所を示しています。持続可能性への関心を高めたり、環境活動を普及させるために、アイコンのうち約15％は悪影響のある場所や、問題への注目が必要な場所を示したものが含まれています。またアイコンのいくつかは一般的な地域の目印を示すものですが、ほとんどのアイコンは持続可能な緑の地域のために前向きな事業や活動の場所に焦点をあてています。凡例や情報ウィンドウに表示されているアイコンの上にマウスを持っていくと、そのアイコンの説明が表示されます。GreenMap.org/iconsで、アイコンポスターをダウンロードしたりて、アイコン賞についてもっとよく知りましょう。
OGMはグリーンマップ・システムが開発したインタラクティブな地図作成のプラットフォームです。このソーシャルな地図作成ウェブサイトは世界中で登録されたグリーンマップ制作者が、それぞれの地域の持続可能性に関連する場所、道路、情報網の地図作りと、それぞれのリストを拡げるために人々の参加を招くことに役立っています。OGMは利用者の地域の探索と地域住民とのコミュニケーションをガイドします。さらに、それぞれ注目すべき場所における人々の観察や写真や画像、評価を表示します。
成長し続けているOGMは、ウィジェット（組み込み可能でポータブルなOGMマップ）をとおして、GreenMap.orgあるいは他のウェブサイト上でリンク（links）をクリックしてアクセス可能です。
もしかしたらあなたは、世界中のグリーンマップ制作者と利用者の集合場所であるGreenMap.orgからこのページに来られたかもしれません。グリーンマップ・システムが1995年に始まってからオンラインのこのウェブサイトは、新しい地図制作者がそれぞれの地図や団体のプロフィールを加えることによって、成長し続けています。このウェブサイトに置いている適応可能な地図作成のリソースや共通図表は一般公開されていませんが、GreenMap.orgの リソースのページで100以上のツールが紹介されていますので、それらを学ぶことは可能です。
グリーンマップは世界共通のグリーンマップのアイコン、Green Map® Icons を使って、各地域の地元の人々によって作られた社会的、文化的、あるいはエコロジカルで持続可能性のある資料や資源を示した地図です。あるグリーンマップでは自然や持続可能性のための、有益な場所に焦点を絞っているほか、他の例では有毒物質で汚染されたところや他の原因による破壊など、コミュニティの健康を脅かす問題を取りあげたものもあります。
それぞれの地域で作られたグリーンマップは、それぞれ個性があってユニークです。地域のグリーンマップを刊行するまで、組織設立や、調査をしたり、デザインや印刷などの行程に数年がかかるものです。グリーンマップは印刷のほか電子データによるもの、壁面形やポスターなどを含めて、さまざまな形式で発行されています。グリーンマップメイカーのなかには、自身のコミュニティにおける発展を表示できるほど数多くの増刷を重ねている人もいます。
これまで450以上（2011年3月現在）のユニークなグリーンマップが刊行されてきました。これらの例はGreenMap.orgのマップのページで検索できる他、OGMの右側のサイドバーのInfo情報タブからダウンロードも可能です。（地図制作者がPDFにリンクしている場合のみ）
オンラインのグリーンマップを作るにあたり、技術的そして経済的問題を減らすために、経費の少ないオープングリーンマップの基盤を開発しました。オープングリーンマップを使うことで地図制作者のみなさんは、組織造りやデザイン、配布などの作業を省略することができます。OGM では瞬時に作成した地図の発行、更新、共有ができ、さらにソーシャルネットワーキングの要素も新たに取り入られています。一般ユーザーのかたは簡単に各グリーンサイトの情報ウィンドウから各言語によるコメントやマルチメディア、評価を加えることによって、そのグリーンサイトをより豊かにさせることができます。オンライン、あるいはオフラインによるOGMへの参加方法は今後も増やしていく予定です。OGMのトップメニューからあなたもOGMを友人や家族の方に教えてみませんか？
携帯電話を有効利用しよう！携帯電話（スマートフォンのみかもしれません。確認とります）からGreenMap.orgでOGMに登録されたグリーンサイトが検索できます。位置情報から今居る場所近辺のグリーンサイトがわかったり、特定のアドレスや町あるいはアイコンからグリーンサイトを検索することができます。訪問中にグリーンサイトを加えたり、提案することも可能です。グリーンマップのiPhone Appでも同じ機能が使えるほか、グリーンマップのウェブサイト上のより多くの内容を検索できます。詳しくは青いボタンの"Go Mobile!"のボタンをクリック！
オープン・グリーンマップ(世界地図以外)の上方の、地点や場所を提案する「グリーンサイトを提案する」のタブをクリックして、フォームを記入します。フォームの記入が終わると、すぐにその地域のグリーンマップの制作者（チームリーダー）に報告されて、提案したい地点や場所が彼らに承認され、地図上に表示されます。地域の地図制作のチームへの参加を制作者に連絡できます。（地図の右側にあるInfoのタブのリンクを利用してください。）地図制作者は、あなたがチームメンバーあるいはコーディネーターになって、地図作成作業の管理の援助をするように招待します。詳しくは、複数の地図を作れますかを読んでください。
現在、グリーンマップに登録されたグリーンマップメイカーだけがOGMで地図を作成することができます。詳細はGreenMap.org/joinにて。誰でも無料で自由に作れるのではなく、持続可能性について、ある程度の経験、知識が必要です。登録されますとOGMからメールが届きますので、OpenGreenMap.orgにログインして、メニュー上部にあるよくある質問をクリック、あとは地図作成について"地図の作り方"の説明に従いながら作るだけ。製作途中の地図は非公開で保存しておくことが可能です。
